2020-01-01から1年間の記事一覧

朝顔につるべとられて

蜘蛛嬢が物干しに糸を架けたので そこは使わないようにしている。 思い出すのが「朝顔につるべとられてもらひ水」という加賀千代女の有名な句だ。 以前からこの句は好きになれなかった。 井戸は共同のものだろうからこの後 朝顔はどんな目に合うか分からない…

コガネグモ

1週間ほど前、外は鮮やかな紅葉に染まった。 なのに2日間にわたって強風が続いたせいでだいぶ落葉してしまった。 気の毒だったのが何年ぶりかでベランダに素晴らしい蜘蛛の巣をはった蜘蛛である。 立派な蜘蛛の巣は強風に吹き飛ばされてすっかり壊れ、残っ…

テディベア

この人は石楠花模様の絽の着物に 透けるピンクのショール。 髪型は耳隠し。 ゴブラン織のソファに腰掛けています。 初日の昨日、銀座人形館のテディベア作家さんにお会いした。 新作のベアを抱っこさせてもらって、嬉しい。 今までテディベアには全く縁がな…

会場の様子

今日も気持ちのいい日だった。 帰りには銀座をぶらぶらしようと思っていたのに 日の暮れるのが早くて4時過ぎにはあたりは夕暮の気配。 薄着だったせいもあって早めに帰ることにした。

個展、あしたから

昨夕 個展準備のために銀座人形館に行った。 予め送っておいた人形たちはすでにちゃんと展示されており いつもながらありがたいことと感謝!! 私は殆ど何することもなく夕暮れの銀座をゆるゆると駅に向かった。 ひと頃の銀座は大通りに観光バスがずらりと並…

枕草子

いっとき枕草子にのめり込んだことがあった。 特に好きなところを書家の方に書いていただいて 屛風に仕立てた。 もちろん、人形たちに合うように。 枕草子

月夜の西洋かるた

この人が手にしているのはディズニーの「眠れる森の美女」のトランプです。 昔から家にあったもの。 ところで これからはトランプじゃなく西洋かるたと呼びたい。 トランプという名前にはあまり楽しくない色付けがされてしまったから残念だ。 似たような話が…

天上の青

「天上の青」は1988年から新聞連載された曽野綾子の小説である。 連載の時は主人公の雪子があまり好きになれなかった。 それから何回読んだだろうか。 読むたびに少しずつ違う感想を持つが最後は泣く。 今回読んで、雪子の言ってることに共感を持てるように…

映画  「隣の女」

1981年のフランス映画「隣の女」は衝撃的なストーリーだった。 隣にすむ元恋人の家の寝室にこっそり忍び込んだ女。 そこで見たのがベッドの上に無造作に置かれたレースのスリップ。 それは夫に愛されている美しい幸せな妻を連想させるもので 女は嫉妬が燃え…

特別な一日

ずいぶん昔のこと、TVのCMでおしゃれで綺麗な女の人が 「女に特別じゃない日なんてないのよ」 と言ったのが印象的だった。 同じ人がもっと昔、カップ麺のCMで ちびちび食べる人を見て その頃はお嬢様という感じだったのに 「そんなふうに食べるもんじゃあり…

襟足の美しいひと

先日、電車の中で素晴らしい襟足の人を見た。 2本の細い砂州のような、嘴のような、くっきりとした襟足で それが上に向かって生え揃っている。 もう日本髪のためにあるような襟足だった。 おまけにこの方はとても華奢で美しく、まるで明治の令嬢という雰囲…

もうすぐ個展

猫の碁

楽しそうな猫たち。 この頃、猫と暮らしたら楽しいだろうなと思うようになった。 欲しい! 可愛くて綺麗であったかくて甘えん坊で、ああ〜 だけど最後が辛かったなあ。 どうしよう

大きいお家

ここは小さいお家だけど傘とヴァイオリンを持って立っているこの子にとっては 間違って来てしまった「人間の大きいお家」のようなものかもしれない。 映画の「小さいお家」は忘れられない。 だけど美しい松たか子にあの相手は似合わないと思ったものだ。

父とは殆ど話したことがない。 怒られたこともない。 父のお葬式の時、弔辞を聞いてああそういう側面もあったのだ、 立派な人だったんだと気づかされた。もっと早く知りたかった。 亡くなる前日まで仕事をしていた。 でも寿命が尽きてしまった。 亡くなった…

キモノを着る

この人は気楽そうに着物を着ている。 昔の人は窮屈ではなかったのかしら。 私も以前はよく着た。真夏にも着たのだから凄い。 今は 窮屈だし歩きにくいし袖が邪魔なので殆ど着ることはなくなった。 高校では弓道部にいたので袴姿だったが気楽で動きやすくてよ…

母の月

今年は母の日ではなくて5月いっぱい母の月にするらしい。 この女の子のお母さんならば戦前は23歳くらいだったかもしれない。 それにしては随分地味な着物だ。 私の母はお洒落で着物道楽だったけど 好みが渋くて子供としてはもっと明るく楽しいのが良いなあ…

美しい碁盤

人形に合わせて作っていただいた碁盤。 製作者はヴァイオリン製作が趣味で 碁の有段者の方です。 こんな素晴らしいものができあがって嬉しくてたまらなかった。 これで長年の念願の「碁を打つ女人」を作ることができた。 9路盤も作っていただいたので猫や子…

空蝉と軒端荻

京都国立博物館蔵 土佐光吉筆 空蝉と軒端荻が碁を打っている。 なんて優雅で美しいこと。この絵を見たのは40年以上前で それ以来 碁を打つ女人を作りたいと願っていた。 ところでこの絵の場面のその後はなんとも酷い展開になるから残念です。 空蝉に逃げられ…

夏の碁

碁は昔から憧れていて 習いに行ったこともあるけど 全然向いていないと分かった。 囲碁教室の壁には有段者の名札がかけてあり その中に「〇〇ぴい子」という名前があった。 習ったことは全部忘れたのにこのことだけ鮮やかに覚えている。 こんな可愛い名前の…

大昔のメトロノーム

ピアノの上のメトロノームは 小学生の頃に買ってもらったものだから 一体 何歳だろうか。もはや立派なアンティークになってしまった。 蓋をとったらいきなり動き出したからびっくりした。 何年ぶりかで動いてメトロノームも嬉しかったかな。

染めた洋服

洋服も帽子も髪の毛も全部染めてみた。 ボタンも粘土で作った。 昔はなんでも染めるのが好きで ガーゼやシーチングを染めて 自分の夏ドレスを作ったりしてた。 今はとてもそんなものを着て外に出るなんて考えられないけど。

日本橋高島屋

日本橋髙島屋、大好き。 丸善も好き。 昔、滅多に会わない遠くの友人と東京駅の銀の鈴で待ち合わせして 日本橋丸善に行った。 5階の洋書コーナーで長ーいこと立ち読みしてからさよならした。 そんなに話もしていないけど静かで充実した時間を共有できて嬉し…

神代植物園

今日も素晴らしいお天気。 これはコロナ以前の神代植物園で写した写真。 このように薔薇と桜の時期以外はあまり人がいない。 閉園になっているのが寂しい。

スマホカバーで遊ぶ

透明なカバーの中に案内状の写真を入れてみた。 薔薇模様の紙ナプキンがいろいろ買いためてあったので それも試してみる。 楽しい〜 このカバーだとしょっちゅう消毒できるので、コロナ以前から愛用している。

ジブリ映画のような空

素晴らしいお天気だけど さっき届いたマットでストレッチ。 太れない体質が悩みだったけど、週3回行っていた気楽な運動をやめたら 体重は増えている。 ただし、望ましくないところばかりに増えている。 テレビを見るときはストレッチするつもりです。 初日…

春なのに

春なのに〜♪ という歌があったけどこのところ しょっちゅうこのメロディが浮かんでくる。 ほんとに 春なのに〜 なのだ。 こんなに良いお天気で新芽が輝いて小鳥もさえずっているけど どこにも行けない。 この人には「春」という題名をつけました。 まだ寒い…

いつも紫外線は避けています

つつじが咲き始めたのでこの子を連れて行った。 生まれて20年は経っているはずだけど綺麗な状態を保っている。 やはり人形にとっても女にとっても光老化は大敵。 この子も箱の中で光と埃を避けているのです。

洋服を作ってみた

外に出られないからおうちで洋裁。 これを着て出かけられるのはいつになるか。 今のままではやまんば化が加速するばかりだ。

この机で

この机で長い間、人形を作ってきた。 大好きな机。もう人形は作らないので洋服を作ってみる。全くの自己流なので私以外には着にくいだろうし、洋裁の先生が見たら悲憤慷慨するような縫い方ではあろうけど。 なるべく時間をかけてゆっくり、のつもりが数日で…