2014-01-01から1年間の記事一覧

森の妖精

人形の表情は不思議なことに いつのまにか決まってしまっている。 この妖精はなぜか少しさびしげにみえる。 作っているときそんなことは全然 意図してなかったのに。 どうしたの?と聞きたくなる。

食べていい?

森が黄色になったの。 これ 食べていい? 前歯もちゃんとはえてきたし。

うさぎ

このうさぎさん、 ずいぶん昔につくってドアノブにかけておいたら 耳が折れてしまった。

昼の月

白い昼の月とクモコの写真を撮ったら なんと ちいさなオスが写っている。 ずうっと独り身だと思っていたがいつの間に来たのだろう。 それにしても小さすぎる。 堂々たるクモコに比べれば 戦車と自転車 それとも夏木マリさんと幼稚園児という感じかしら。 先…

冬が来る

ベランダのむこうの森に冬がやってきた。 もうすぐすべてが黄色に染められる。 そして色づいた葉っぱがすっかり落ちてしまうと 遠くの多摩丘陵と富士山が見えるのだ。 この子は自分にそっくりのお人形を持っています。 チェロの隣にいるとこんなに小さく見え…

夢のきもの

このきものは写真ではよく写せなかったけど ほんとうにロマンチックな素敵な薔薇色なのです。 裾に薔薇やカトレアなどの優しい色合いの花が描かれていて まさに夢のようなきもの。 それを身にまとったこのかたも夢に酔いしれているようです。 帯とバッグはお…

塔本シスコ

昨日まで私は塔本シスコを知らなかった。 10月24日の日経で紹介されていた小さな絵を見て興味を持ち 今日 検索して作品集を見た。 ああ なんて言ったらいいんだろう。 鳥肌が立って力が抜けてしまった。 53歳から亡くなる92歳まで描き続けた沢山の絵…

襟足

この着物もねこ先生にいただいたもの。 ねこ先生とおそろいになるそうです。 嬉しいですね♪ ビンテージのアンティーク着物ですが新品のように美しい状態でした。 きものが格調高いので重厚なゴールドの袋帯を合わせています。 NHKの朝の連続ドラマにまた和服…

森茉莉さまふうに書いてみる♪

黒地にごく細い銀の縦線があって ヘチマ襟と丸襟をあわせたような襟がついていて ひざが隠れるくらいの丈のワンピースに橄欖色の上着をあわせて 頭には代赭色のベレエ帽を被り靴下もベレエ帽と同じ代赭色といういでたちで 日本橋の丸善に行った。 まずはじめ…

夏木マリさん

しばらく前からベランダにジョロウグモが巣を作っていた。 立派なクモの巣で毎日楽しく眺めていたんだけど 昨日 台風が来てめちゃめちゃになってしまった。 基礎部分の丈夫そうな糸と中心部分の横糸をわずかに残すのみで見るかげもない。 それでもくもは真ん…

森茉莉

ひさしぶりに洋服のひとを作った。 きものは縫いなれているが洋服は難しい。 でもやっぱり楽しい。 持っているのは森茉莉の「恋人たちの森」。 私は森茉莉さんが好きでたまらない。 この本だっていったい何回読んだことだろうか。 「枕草子」も好きだけど森…

電車のなかで

今日 電車のなかで本を読んでいる人を何人も見かけた。 それだけでもなんとなく嬉しいけど 特別にいい眺めだったのが10代に見えるの女の人で 白とベージュと黒の装いで赤い革のブックカバーの文庫本を読みふけっている様子が可愛くて素敵な絵のようだった。

ふたりの女の子

この子のバッグとぞうりはおそろいです。 ビニールコーティングされていてぞうりでも安心ですね。 アンティークの布にこのような加工をして草履を作ってくれるところがあるそうです。その布をいただきました。

宇田川先生

「花子とアン」の宇田川先生はとても意地悪。 でも きもののセンスは素敵。 ああいう格好をしたら楽しいだろうなと思う。 このかたは少し宇田川先生を意識したよそおいで 本とおしゃれな傘を持っています。 ねこねこ先生にいただいたお花畑のようなはなやか…

久しぶり♪

久しぶりのブログですね。 この人形たちの装いにはある共通点があります。 それは ねこねこ先生に戴いた生地でできているということ。 ねこねこ先生のブログはこちら http://blogs.yahoo.co.jp/neko_neko_sensei 無尽蔵と思えるくらいのアンティーク着物をお…

春〜赤いショール

大好きだった「春〜赤いショール」と名付けたこのひと とうとう遠くに行くことになった。 昭和30年代に帯に絵を描かせるというのが流行ったのを思い出して 黒繻子の帯に薔薇を描いてみた。 着物は白地に綺麗な草花が描いてあってそれに細かい縦の流水のよ…