森茉莉さまふうに書いてみる♪

黒地にごく細い銀の縦線があって ヘチマ襟と丸襟をあわせたような襟がついていて ひざが隠れるくらいの丈のワンピースに橄欖色の上着をあわせて 頭には代赭色のベレエ帽を被り靴下もベレエ帽と同じ代赭色といういでたちで 日本橋丸善に行った。

まずはじめに父に頼まれた丸善エラムを買ってから(ぼんやりの私はすぐ忘れるのだ)午後の薄明が差し込む書棚に行くとすぐに欲しくてたまらなかった本が見つかった。
帰ったらすぐに大好きなミルクを混ぜたような柔らかい色の濃い薔薇色のスウェータアと 紺と緑との中に暗い薔薇色のはいったタアタンチェックのスカアトに着替えて それからヴェランダで紅茶を飲みながらこの本を読むつもりだ。
まだ開けてないチョコレエトの大箱もある。
本、紅茶、チョコレエト、至福の時間である。