2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

大きいお家

ここは小さいお家だけど傘とヴァイオリンを持って立っているこの子にとっては 間違って来てしまった「人間の大きいお家」のようなものかもしれない。 映画の「小さいお家」は忘れられない。 だけど美しい松たか子にあの相手は似合わないと思ったものだ。

父とは殆ど話したことがない。 怒られたこともない。 父のお葬式の時、弔辞を聞いてああそういう側面もあったのだ、 立派な人だったんだと気づかされた。もっと早く知りたかった。 亡くなる前日まで仕事をしていた。 でも寿命が尽きてしまった。 亡くなった…

キモノを着る

この人は気楽そうに着物を着ている。 昔の人は窮屈ではなかったのかしら。 私も以前はよく着た。真夏にも着たのだから凄い。 今は 窮屈だし歩きにくいし袖が邪魔なので殆ど着ることはなくなった。 高校では弓道部にいたので袴姿だったが気楽で動きやすくてよ…

母の月

今年は母の日ではなくて5月いっぱい母の月にするらしい。 この女の子のお母さんならば戦前は23歳くらいだったかもしれない。 それにしては随分地味な着物だ。 私の母はお洒落で着物道楽だったけど 好みが渋くて子供としてはもっと明るく楽しいのが良いなあ…

美しい碁盤

人形に合わせて作っていただいた碁盤。 製作者はヴァイオリン製作が趣味で 碁の有段者の方です。 こんな素晴らしいものができあがって嬉しくてたまらなかった。 これで長年の念願の「碁を打つ女人」を作ることができた。 9路盤も作っていただいたので猫や子…

空蝉と軒端荻

京都国立博物館蔵 土佐光吉筆 空蝉と軒端荻が碁を打っている。 なんて優雅で美しいこと。この絵を見たのは40年以上前で それ以来 碁を打つ女人を作りたいと願っていた。 ところでこの絵の場面のその後はなんとも酷い展開になるから残念です。 空蝉に逃げられ…

夏の碁

碁は昔から憧れていて 習いに行ったこともあるけど 全然向いていないと分かった。 囲碁教室の壁には有段者の名札がかけてあり その中に「〇〇ぴい子」という名前があった。 習ったことは全部忘れたのにこのことだけ鮮やかに覚えている。 こんな可愛い名前の…

大昔のメトロノーム

ピアノの上のメトロノームは 小学生の頃に買ってもらったものだから 一体 何歳だろうか。もはや立派なアンティークになってしまった。 蓋をとったらいきなり動き出したからびっくりした。 何年ぶりかで動いてメトロノームも嬉しかったかな。