2016-01-01から1年間の記事一覧

写真のピントはどうやって合わせるんでしょう

ピントは合ってないけど 窓際に置いたらこんなに明るく写りました。 女にとってライティングは大事。 真上から無神経な青白い蛍光灯を当てられたら どんな美人だって台無し。 もし 私がお店を開くとしたら性能のいい「うぬぼれ鏡」を置き もちろんライティン…

秋の着物で絵本を眺めること

外はまだ暑いけど着物は秋になった。 薔薇と菊が描かれたシックな柄。 はっかけは濃いグリーンで帯はオールドローズ。 帯留めもグリーン。 先日亡くなった白川由美さんのことはよく知らなかった。 テレビで拝見した時は既に堂々たるオバサマだった。 訃報を…

テーブルを作りました

お人形たちがトランプしたり 絵本を眺めるためのテーブルを作りました。 むかし大好きだった「大草原の小さな家」では お父さんがテーブルや椅子に家までも全部作っていました。 それを見て私も家具やお皿は自分で作りたいと思ったけど とうとうできなかった…

襟足の美しさ

昔の女優さんは本当に綺麗なひとが多いが 山本富士子さんの美しさは別格だと思う。 20代前半の時代劇の日本髪姿の素晴らしかったこと。 襟足が思いっきり長くて美しい。 理想的な日本髪を結える形だと思った。 伊丹十三の本にイギリス紳士の要素のひとつに…

涼しい顔

このお方はどんなに暑い日でも 涼しそうな顔をしているにちがいない。

近藤富枝氏の訃報

私の敬愛する作家の近藤富枝氏が亡くなった。 何故かしばらく手に取らなかったこのかたの本を読みたくなって 「移り行く姿」と「文士のきもの」を本棚から取って枕元の机に置いた。 それが24日。 一度お会いしたときのことを思い出しながらその夜から読み…

ほめられて

大好きなこの方に過分なおほめをいただいて すっかり楽しくなりました。 ありがとうございます!!http://blog.livedoor.jp/bondgirl2007/archives/65869430.html 私も大正ロマンが好きで 今は無い夢の世界の美しい住人たちを作りたいと思っています。 いつ…

鶯とヒグラシと郭公

林の中でウグイスは毎日啼き声を聴かせてくれている。 2、3日前から郭公も啼き始めた。 今夕はついにヒグラシまで。ヒグラシは夏の終わりの印象があるけど 東京では梅雨明けしてないのに鳴き始める。

袴姿でマーガレット

昔の女学生はこんなだったのでしょうか。 きものに窮屈な巾広の帯を締めるのに比べると 袴に靴というのはさぞ自由な感じがしたと思います。 そのころ流行った「マーガレット」という髪型です。 リボンは上下に2つつけることもあったようです。 ずいぶん華や…

夏の人形展

とおりゃんせ所在地: 〒376-0045 群馬県桐生市末広町8−20 電話: 0277-22-8777

鳥獣戯画の帯

鳥獣戯画の帯を締めています。 昔 高山寺に行った時はこんなに鳥獣戯画のブームはなかったので 観光客は一人もいなかった。 本物は国立博物館に納められていてレプリカが置いてあったが そのだあれもいないお座敷からの眺望のすばらしかったこと。あまりにも…

絽の着物で絵本を眺める

この着物は全く手を通してない美しい状態でした。 夏物は一度でも着用するとそのあとは歴然と残ります。 こんなに綺麗な着物をほどくのは惜しくもあり嬉しくもありというところです。 そして実にほどきにくい。 それはそれは丁寧に縫ってあります。 与謝野晶…

断髪の麗人

このひとは「断髪の麗人」というより子供なのかもしれない。 子供だから髪をうんと短く刈られたのかな〜 私も子供の頃長い髪に憧れていたのに許してもらえなかった。 いつも刈り上げにされるのががっかりだった。このひとはどういうわけかいろんな髪型が似合…

妖精

林はすっかり夏になった。 ずいぶん久しぶりに妖精みたいな人をつくってみた。 身にまとっているのは淡い色に染めた透けるシルクで 本当に完全に透けるから困る。 透けてもいいくらいに体を綺麗に作るのは手間がかかるけど 人間もこうやってあちこち足したり…

春らしい羽織

春らしい色合いの羽織です。 自分で撮ったとは思えない写真です。 いつもこんな風にできたらいいんだけど。 映画「卒業」を観ました。 昔 観たときはアン.バンクロフトがとても怖かったし 最後の教会から逃げるシーンが素敵で 「ああ やっぱり愛が勝つのだ」…

証拠写真   

これはチェロを習っていた頃のたった1枚の写真です。 ヨーヨーマが25歳で初来日した時から大好きだった。 にこにこして可愛らしい青年だった。 ロストロポーヴィッチも大好きだった。 ロシア人は○○ヴィッチという名前が多いようだけど 鹿児島ではカエルの…

着物でピアノ

ピアニストの中村紘子さんはデヴューした直後のヨーロッパ演奏旅行では 振り袖でピアノを弾いたそうです。 その時の写真を見ると中村さんは可愛らしい振り袖姿のあどけない美少女です。 私は大人になってからチェロを習い始めたけど大きな目的は着物で弾くこ…

読書するひと

たまに電車に乗るといろいろ興味深い人を見ることがあります。 ずいぶん前に赤い革のブックカバーの文庫を読んでいる とても素敵なおんなのひとを見かけたし 昨日は「深夜特急」を読みふけっている若者がいました。 「深夜特急」を読んでいるだけでも素敵だ…

むじな坂の妖精さん

むじな坂を通る人はかたわらにあるお家のことが気になると思います。 この不思議なお家が大岡昇平が逗留した冨永次郎邸なのです。 私も長年気になっていましたが 先日 そこで昔話を聞かせていただけるということで 大喜びで行ってきました。 お庭でたき火を…

武蔵野夫人

大岡昇平の「武蔵野夫人」の舞台となったのは 東京都小金井市にある「はけ」と呼ばれる場所である。 「はけ」は古多摩川によって作られた崖線で昔から清らかな湧水が流れ出し、 武蔵野の雑木林が広がる自然豊かな場所なのだ。 この「はけ」の昼なお暗い「む…

山芋変じて〜

元日の夜のふしぎなこと。 年末に戴いた箱入りのやまいもの置き場所に困った。 大きな長い箱のなかにもみがらがぎっしり詰まって その中に大きなやまいもが何本も横たわっている。ベッドの下なら空いていると置きかけて あ やまいもは何かに化けるというから…