天上の青
「天上の青」は1988年から新聞連載された曽野綾子の小説である。
連載の時は主人公の雪子があまり好きになれなかった。
それから何回読んだだろうか。
読むたびに少しずつ違う感想を持つが最後は泣く。
今回読んで、雪子の言ってることに共感を持てるようになっていた。
この物語は天上の青という名の朝顔がきっかけで始まる。
10月、本を読み始めた頃に近所でこの天上の青に遭遇した。
なんという清々しい青!
しばし見とれた。それから買い物の時はその道を通るようにしている。
今日も見たけど、さすがに色が褪せてきたようだ。
この「海の着物」も実物は天上の青のような美しい青です。
昔 行った与論の海もこんな色だった。