山芋変じて〜

元日の夜のふしぎなこと。 年末に戴いた箱入りのやまいもの置き場所に困った。 大きな長い箱のなかにもみがらがぎっしり詰まって その中に大きなやまいもが何本も横たわっている。ベッドの下なら空いていると置きかけて あ やまいもは何かに化けるというから…

もうすぐ個展

個展 『大正浪漫〜美しい着物の女性たち』 2015.11.27(金) 〜12.2(水) 銀座人形館エンジェルドールズ 中央区銀座7-9-16 銀座ロータリービル2階 03-5537-5534 今回の案内状はこのかたになりました。 名前は「モダンガール」です。 眼がぱっちりしてとても華…

襟巻きをしていないとき

羽根のついた黒い花の髪飾りをつけています。襟巻きをしていないときはこうです。帯とバッグはおそろい。 帯留めは珊瑚。 きものは黒地に金糸と銀糸だけで菊模様が描かれています。

狐の襟巻き

狐の襟巻きは子供の頃家にあったけど 爪と顔がこわかった。このかたみたいに優雅にまとえばなんとも素敵。 すてきな狐の襟巻きの婦人は華宵の絵にも登場する。

紫の留袖

この紫の着物は三つ紋の留袖だった。 実に丁寧な細かい縫い目でほどくのが大変だった。 これを縫ったのはどんな人だったのだろうか いろいろ想像しながらの作業だったが こういう時いつも思い出すのが 「路傍の石」の母親のことだ。 裁縫の名手であった彼女…

前田公爵邸でのアンティーク着物展

9月20日〜22日前田公爵邸でのアンティーク着物展 もうすぐです。 素晴らしい建物 素晴らしい着物 楽しみで待ち遠しいです。 私の人形は小食堂に展示されます。 切符は当日買えないので予め郵便局などで お振込くださいますようお願いいたします。 http:…

黒い羽織

7月27日に登場したこのかた。 髪型をかえて可愛くなったが 衣装ももっと素敵にしたいと 10年以上大切に取ってあったこの羽織を着せてみる。 この絵羽織はその長さとゴージャスさで なかなか出番がなかった。 今回 着せてみたら ああ ぴったり♪ 似合う!…

『邸宅で見るアンティーク着物展III』 〜AMAZING KIMONO

『邸宅で見るアンティーク着物展III』 〜AMAZING KIMONOhttp://yaplog.jp/kimonopatra/archive/519月20日〜22日 目黒 前田公爵邸にて開催されます。 邸宅で見るアンティーク着物展は 1回目 2回目ともに拝見していますが素晴らしいです!私は夢の中の…

髪型と衣装

このひとはきっちり切りそろえた髪型が似合う。 いろいろ試したけどやっぱりこれ! 人形は髪型と衣装で全く違うものになる。 なにか魅力に欠ける、 あまり可愛くないな〜と思っていたのに 髪型と着物を替えたら 別人のように素敵になった、 なんていうことは…

成長したら

3人姉妹が成長したら こんな人になるでしょうか。

3人姉妹

これこそお揃い!落ち着いているのに明るい赤地に ピンクのお花と緑や白の葉っぱの描いてある 可愛いきもののお揃いです。 はじめは古い縮緬で仕立てたきものを それぞれ着ていたが 試しにこの生地で1枚縫って 着せてみたら ひとりだけすご〜く可愛くなって…

お揃い

お揃いが好き! このかたはショールとバッグがお揃いである。 柔らかな手触りの天鵞絨(びろーど)で出来ている。バッグと帯がお揃いとか 草履とバッグがおそろいとか大好き! 先日、どこかのデパートで同じ布で作られた素敵な日傘とブラウスが 飾ってあるの…

宮尾登美子の世界

紋は「抱き茗荷」この人はいったいどんな人なのか どういう場面なのかよくわからないけど なんとなく宮尾登美子の世界を想像してしまう。 昔 観た宮尾登美子原作の映画「櫂」のなかで 名取裕子扮する染勇が岩伍の指を一瞬舐めるシーンがあったが その時の名…

コンパクト

昔の女の人はハンドバッグの中に コンパクトを必ずいれていた。 考えてみると私が思う「昔の女の人」とは 母のことであって ほかのひとはどうだったのかわからない。 母はコティのコンパクトを使っていた。 くすんだ金色に唐草模様がびっしり浮き出している …

美しいきもの

そとはもう夏。 大変な暑さになったけど 夢の世界のひとは季節に関係なく袷を着る。この生地はねこ先生のお振り袖の袖の部分だったそうです。 格調高い柄の美しい生地で 縫い上がって着せるときのうれしさは格別。 半襟も着物に合わせて花模様の手刺繍がきれ…

夏の人形展

夏の創作人形展が始まります。 案内状とポスターに石楠花模様の涼しげな絽を着たお人形がつかわれました。 http://www.toryanse.com/news/news.htmlとおりゃんせ 幸せのランプ DOLL オルゴール 創作家具の店群馬県桐生市末広町8-20 TEL:0277-22-8777

小さいおうち

昨晩 テレビで「小さいおうち」を観た。 劇場で観たのがついこの間のような気がするのに。松たか子さんがきれいだった。 特に最後の日に板倉さんに会いに行こうとして 止められる時は凄絶な美しさがあった。 耳隠しの髪型が美しさを際立たせているようだった…

春と秋 そして「春のかぞえかた」

ローズ色の「夢の着物」のひとと並ぶと まるで春と秋のようになった。 髪型は同じボブスタイル 髪飾りは秋のひとが濃いグリーンで 春のひとは黒である。 日高敏隆著「春のかぞえかた」を読んだ。 お会いしたことはないが私は昔から日高先生と言ってしまう。…

森のきもの

春めいてきたけどこのかたは秋の森のようなきものになった。 帯留めはカメオで 柔らかい黒革のハンドバッグを持っているところが 洋風でハイカラかな。 小物類は全部黒で帯は秋の紅葉のような地色に 黒薔薇と金色の葉が織り出してある。

大正浪漫の美人

今日 誕生した大正美人です。 この着物はとてもいい縮緬で上品なかんじに仕上がりました。 バッグと草履は深い緑色でおそろいの生地です。 写真うつりのいい人と良くない人がいますが 人形もそうで このかたは写真うつりがよくありません。 実物の方がずうっ…

羽子板

2015年1月2日 快晴 子供の時 一度だけ羽根つきをしたことがあった。 羽の下についている黒い実のようなものが 全然弾まないのでなんだかあまり楽しくなかったような記憶がある。絵の描いてあるまりを毎年 年末に買ってもらって 元旦からついて遊んだ。…

森の妖精

人形の表情は不思議なことに いつのまにか決まってしまっている。 この妖精はなぜか少しさびしげにみえる。 作っているときそんなことは全然 意図してなかったのに。 どうしたの?と聞きたくなる。

食べていい?

森が黄色になったの。 これ 食べていい? 前歯もちゃんとはえてきたし。

うさぎ

このうさぎさん、 ずいぶん昔につくってドアノブにかけておいたら 耳が折れてしまった。

昼の月

白い昼の月とクモコの写真を撮ったら なんと ちいさなオスが写っている。 ずうっと独り身だと思っていたがいつの間に来たのだろう。 それにしても小さすぎる。 堂々たるクモコに比べれば 戦車と自転車 それとも夏木マリさんと幼稚園児という感じかしら。 先…

冬が来る

ベランダのむこうの森に冬がやってきた。 もうすぐすべてが黄色に染められる。 そして色づいた葉っぱがすっかり落ちてしまうと 遠くの多摩丘陵と富士山が見えるのだ。 この子は自分にそっくりのお人形を持っています。 チェロの隣にいるとこんなに小さく見え…

夢のきもの

このきものは写真ではよく写せなかったけど ほんとうにロマンチックな素敵な薔薇色なのです。 裾に薔薇やカトレアなどの優しい色合いの花が描かれていて まさに夢のようなきもの。 それを身にまとったこのかたも夢に酔いしれているようです。 帯とバッグはお…

塔本シスコ

昨日まで私は塔本シスコを知らなかった。 10月24日の日経で紹介されていた小さな絵を見て興味を持ち 今日 検索して作品集を見た。 ああ なんて言ったらいいんだろう。 鳥肌が立って力が抜けてしまった。 53歳から亡くなる92歳まで描き続けた沢山の絵…

襟足

この着物もねこ先生にいただいたもの。 ねこ先生とおそろいになるそうです。 嬉しいですね♪ ビンテージのアンティーク着物ですが新品のように美しい状態でした。 きものが格調高いので重厚なゴールドの袋帯を合わせています。 NHKの朝の連続ドラマにまた和服…

森茉莉さまふうに書いてみる♪

黒地にごく細い銀の縦線があって ヘチマ襟と丸襟をあわせたような襟がついていて ひざが隠れるくらいの丈のワンピースに橄欖色の上着をあわせて 頭には代赭色のベレエ帽を被り靴下もベレエ帽と同じ代赭色といういでたちで 日本橋の丸善に行った。 まずはじめ…