ほめられて

大好きなこの方に過分なおほめをいただいて
すっかり楽しくなりました。
ありがとうございます!!

http://blog.livedoor.jp/bondgirl2007/archives/65869430.html


私も大正ロマンが好きで
今は無い夢の世界の美しい住人たちを作りたいと思っています。



いつも着物を着ていた母のこともよく思い出します。
思い出す時の母は何故か38歳であって
おとなになってわかったのですが
その頃の母は父との確執で修羅の日々を送っていたらしい。
髪を綺麗にセットした母が大島を着る時のシュルシュルという
衣擦れの音も忘れられない。
母の悲しみやいらだちは着物や宝石に化けたようでした。

袴姿でマーガレット

昔の女学生はこんなだったのでしょうか。
きものに窮屈な巾広の帯を締めるのに比べると
袴に靴というのはさぞ自由な感じがしたと思います。

そのころ流行った「マーガレット」という髪型です。
リボンは上下に2つつけることもあったようです。
ずいぶん華やかですね。
それにしても昔の女性は髪の毛がたっぷりあったのですね。
   

鳥獣戯画の帯

鳥獣戯画の帯を締めています。
昔 高山寺に行った時はこんなに鳥獣戯画のブームはなかったので
観光客は一人もいなかった。
本物は国立博物館に納められていてレプリカが置いてあったが
そのだあれもいないお座敷からの眺望のすばらしかったこと。

あまりにもいい思い出なのでもう一度行って
それがこわれてしまったら と思うともう行けない。

絽の着物で絵本を眺める

この着物は全く手を通してない美しい状態でした。
夏物は一度でも着用するとそのあとは歴然と残ります。
こんなに綺麗な着物をほどくのは惜しくもあり嬉しくもありというところです。
そして実にほどきにくい。
それはそれは丁寧に縫ってあります。
与謝野晶子は羽織を一晩で縫ったということですがどんな縫い方だったのかな〜
子供が11人もいたのだからなにもかも手早かったことでしょう。
そんな状態で情熱を持ち続けるなんてすごい人だ なんていろいろ考えながら几帳面な細かい縫い目をほどきました。

きものはピンクの絽で桔梗や百合、撫子などが美しく描かれています。
髪はお嬢様らしくきっちりまとめてみました。

断髪の麗人

このひとは「断髪の麗人」というより子供なのかもしれない。
子供だから髪をうんと短く刈られたのかな〜
私も子供の頃長い髪に憧れていたのに許してもらえなかった。
いつも刈り上げにされるのががっかりだった。

このひとはどういうわけかいろんな髪型が似合う顔立ちで
ロングのおかっぱでも耳隠しでもよかったのだけど
羽をつけたいのでこの髪型にしてみた。
そしたらおとなか子供かわからない不思議な感じになったというわけ。

帯とバッグはお揃い。
帯留めは珊瑚です。