大正浪漫のきもの

これぞ大正浪漫!といいたいきものを手に入れた。
青磁色の地にロマンチックな薔薇模様が描かれている。
しつけがついたままで一度も手を通してない綺麗なきもの。
ああ うれしい!
模様がくっきりしているのでこれを着こなせるのは
華やかで少々お転婆そうな断髪のモダンガールかなあ
なんて空想している。


ビーズ作家の田川氏のおばあさまは400枚の着物を持って
お嫁入りされたそうだ。
手を通されなかったきものもいっぱいあるんだろうな。
戦災で殆どが失われたとか。
遺ったごく一部を拝見したが日本の職人の技術の粋を結集した
素晴らしいものばかりで今はもう作れないらしい。


お金持ちは外国のブランド洋服ではなくきものも買ってください。