夏の碁

白地に青のぼかしがあって
桔梗や撫子が描かれた絽のきもの。
ピンクに銀糸が織り込まれた絽の帯。
帯揚げと帯締めは浅葱色。
夏の装いです。


時々行く喫茶店に素晴らしい美人のスタッフさんがいる。

古風な顔立ちなので本人の自己評価はあまり高くないかもしれない。
このひとが高島田を結って薄紫のすそ模様を着たらどんなに美しいだろうか。
想像するだけでうれしくなる。
でも 高島田って大きすぎるな〜
京都で高島田のひとを何回か見たけど華奢な体格に高島田のカツラは大きすぎる。
結婚式の文金高島田になるとさらに大きく そのうえに綿帽子などかぶると
大柄なひとは新郎を圧倒するサイズになるやもしれない。

茶店のかたにははぜひ自毛で上品に結ってもらって〜なんてたのしく想像する。


それにしても日本髪で暮らすのは大変なことで
箱枕の実物を見た時はこんなもので眠れるのだろうかと驚いた。
その高さ その細さ
昔のおんなのひとは大変だった。