秦琴〜しんきん


この人の題名は「シャコンヌ
夏の間 ずっとバッハのシャコンヌを聴いていて
そのとき生まれたのでこの名前になった。


昨日 突然思い出したのが20数年前に
NHKで放送されたドラマ「蔵」の音楽である。
ストーリーも配役も舞台となった新潟の建物も
なにもかもが素晴らしかった。
なかでも全編に流れる音楽がこれまで聴いたことのない音色で
こころが高鳴った。

哀しいような不思議なような音色と旋律を
静かにパーカッションが支えている、そんな感じだった。
いつしか主人公である盲目の美少女「烈」とこの楽器の演奏者である
深草アキさんが重なってきた。この名前がまた素敵。

そして深草アキさんのライブに行った。
漆黒の髪のもしかしたら盲目の美貌のひと、、、、、、、 
ではない普通のおじさまだった。
初めて見るその楽器が秦琴というものだった。




この時から20数年経って今日「蔵」のテーマを聴いたが
やはり感動は薄れない。