キモノを着る

この人は気楽そうに着物を着ている。 昔の人は窮屈ではなかったのかしら。 私も以前はよく着た。真夏にも着たのだから凄い。 今は 窮屈だし歩きにくいし袖が邪魔なので殆ど着ることはなくなった。 高校では弓道部にいたので袴姿だったが気楽で動きやすくてよ…

母の月

今年は母の日ではなくて5月いっぱい母の月にするらしい。 この女の子のお母さんならば戦前は23歳くらいだったかもしれない。 それにしては随分地味な着物だ。 私の母はお洒落で着物道楽だったけど 好みが渋くて子供としてはもっと明るく楽しいのが良いなあ…

美しい碁盤

人形に合わせて作っていただいた碁盤。 製作者はヴァイオリン製作が趣味で 碁の有段者の方です。 こんな素晴らしいものができあがって嬉しくてたまらなかった。 これで長年の念願の「碁を打つ女人」を作ることができた。 9路盤も作っていただいたので猫や子…

空蝉と軒端荻

京都国立博物館蔵 土佐光吉筆 空蝉と軒端荻が碁を打っている。 なんて優雅で美しいこと。この絵を見たのは40年以上前で それ以来 碁を打つ女人を作りたいと願っていた。 ところでこの絵の場面のその後はなんとも酷い展開になるから残念です。 空蝉に逃げられ…

夏の碁

碁は昔から憧れていて 習いに行ったこともあるけど 全然向いていないと分かった。 囲碁教室の壁には有段者の名札がかけてあり その中に「〇〇ぴい子」という名前があった。 習ったことは全部忘れたのにこのことだけ鮮やかに覚えている。 こんな可愛い名前の…

大昔のメトロノーム

ピアノの上のメトロノームは 小学生の頃に買ってもらったものだから 一体 何歳だろうか。もはや立派なアンティークになってしまった。 蓋をとったらいきなり動き出したからびっくりした。 何年ぶりかで動いてメトロノームも嬉しかったかな。

染めた洋服

洋服も帽子も髪の毛も全部染めてみた。 ボタンも粘土で作った。 昔はなんでも染めるのが好きで ガーゼやシーチングを染めて 自分の夏ドレスを作ったりしてた。 今はとてもそんなものを着て外に出るなんて考えられないけど。

日本橋高島屋

日本橋髙島屋、大好き。 丸善も好き。 昔、滅多に会わない遠くの友人と東京駅の銀の鈴で待ち合わせして 日本橋丸善に行った。 5階の洋書コーナーで長ーいこと立ち読みしてからさよならした。 そんなに話もしていないけど静かで充実した時間を共有できて嬉し…

神代植物園

今日も素晴らしいお天気。 これはコロナ以前の神代植物園で写した写真。 このように薔薇と桜の時期以外はあまり人がいない。 閉園になっているのが寂しい。

スマホカバーで遊ぶ

透明なカバーの中に案内状の写真を入れてみた。 薔薇模様の紙ナプキンがいろいろ買いためてあったので それも試してみる。 楽しい〜 このカバーだとしょっちゅう消毒できるので、コロナ以前から愛用している。

ジブリ映画のような空

素晴らしいお天気だけど さっき届いたマットでストレッチ。 太れない体質が悩みだったけど、週3回行っていた気楽な運動をやめたら 体重は増えている。 ただし、望ましくないところばかりに増えている。 テレビを見るときはストレッチするつもりです。 初日…

春なのに

春なのに〜♪ という歌があったけどこのところ しょっちゅうこのメロディが浮かんでくる。 ほんとに 春なのに〜 なのだ。 こんなに良いお天気で新芽が輝いて小鳥もさえずっているけど どこにも行けない。 この人には「春」という題名をつけました。 まだ寒い…

いつも紫外線は避けています

つつじが咲き始めたのでこの子を連れて行った。 生まれて20年は経っているはずだけど綺麗な状態を保っている。 やはり人形にとっても女にとっても光老化は大敵。 この子も箱の中で光と埃を避けているのです。

洋服を作ってみた

外に出られないからおうちで洋裁。 これを着て出かけられるのはいつになるか。 今のままではやまんば化が加速するばかりだ。

この机で

この机で長い間、人形を作ってきた。 大好きな机。もう人形は作らないので洋服を作ってみる。全くの自己流なので私以外には着にくいだろうし、洋裁の先生が見たら悲憤慷慨するような縫い方ではあろうけど。 なるべく時間をかけてゆっくり、のつもりが数日で…

個展は延期になりました

妖精

個展のお知らせ

4月17日〜25日(23は休み) 銀座人形館にて個展

とおりゃんせ人形展

群馬県桐生市にある「とおりゃんせ」は名前からも なんとなく楽しさが伝わってくる素敵なお店です。 ここで春の人形展が始まりました。 滅多に見られない貴重なオルゴールも展示されるようです。 経営者の孝子さんは友人が殆どいない私にとっては貴重な存在…

久しぶりの人形です。 春らしいお嬢様ふうの着物。 帯とバッグは格調高そうな金通しでお揃いにしてみました。 帯留めは大きく見えますが 中指の爪ほどの大きさです。 ヘアスタイルが大きく見えるのは 黒い髪飾り?(ヘッドドレスというのでしょうか)をつけ…

ありがとうございました

個展はたくさんの個性的な方が来てくださいました。 ありがとうございました。 殆どの方がブログを読んでいるとおっしゃってましたので 嬉しい限りです。個展がおわるとしばらくはぼーっとなにも手につかず ブログの更新さえもできず この二ヶ月なにをしてい…

白足袋

この間からお能のことを思い出している。 観たのは4回だったな〜 萩の咲くお寺で「声明と能のゆうべ」というのがあった。 能舞台ではなく畳の上で演じられた。 自分のすぐ横を演者の人が歩くのを見たときは 「歩く」という表現はあてはまらないような この…

秋の妖精

この人は「秋の妖精」 秋らしい花の冠をつけています。 今 若い女性の見かけの綺麗さといえば 眼が大きくてあごが小さくて 華奢な細い足が基準になってるみたいだけど この間 電車でまるっきりその逆の人を見た。 細い眼 少し受け口気味の厚いあご 重量級の…

耳隠し

夏はもう終わりだけどこのひとは涼しげな夏の着物。 石楠花柄の絽に絽綴れの帯 水色とピンクだけでまとめてみた。 髪型は耳隠し。 静かすぎる顔立ちなのでちょっとだけ 口紅を華やかにしてみる。 先日電車のなかで変身するおんなのひとを見た。 素顔からまる…

個展のおしらせ

2017.11.17(金) 〜11.22(水)個展 大正浪漫の夢 〜いつも特別〜銀座人形館エンジェルドールズ 中央区銀座7-9-16 銀座ロータリービル2階 03-5537-5534

恋の予感

この人の題名は「恋の予感」 何故そうなのかよくわからない。 ずいぶん前から美しい言葉を見つけると すぐノートに書いた。 人形の題名を考える時このノートを見てみる。 今回は「恋の予感」と言う言葉が なんだかこのひとににあっているような気がした。 い…

モガの薔薇着物

先日 手に入れたばかりのこの着物は まっさらのいい状態だった。 ほどくのも楽しい。 高畠華宵の絵のようなロマンチックな薔薇模様で どんな人に着せようかとうきうきした。 パーマヘアだったこのひとをモガ風の断髪に替え おしゃれな髪飾りをつけてみる。 …

11月に銀座人形館での個展があります。 もう全員揃った! あとはつくづく眺めてきものを着せ替えたり 髪型を替えてみたり 楽しむばかり。 このひとも夏物を着ていたけど 落ち着いた紫の袷に替えてみたらとても似合う。 水色の絽のときは冴えなかったのに …

日傘

日傘で思い出すのは「新潮文庫の百冊」の宮沢りえさんだ。 海辺で日傘をさして文庫を読んでいる姿は今でもよく覚えている。 着物も日傘もアンティークのようでよく似合って 実にきれいだった。彼女がほんとうに美しかった頃で もう20数年も前のことである…

読書のあと

日本橋高島屋の「SU.TE,KI]展に行ってきた。 ビーズ作家の田川啓二氏の作品とおばあさまのきものが展示してあった。 実物の着物と帯は素晴らしい刺繍がふんだんに施された豪華なものばかりで 見せてくださってありがとう!と嬉しい気持ちでいっぱいになった…